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その3 何を競うの?

 来月に都城市で開催される全日本学生選手権。北は北海道、南は沖縄までの大学生が参加し、学生日本一の座をかけて競い合います。しかし、そもそも熱気球で何を競うの?と疑問に思われる方は多いはずです。

 ひとことで言うと、パイロットが競っているのは「いかに目的地に正確にたどり着くことが出来るか」ということです。

 具体的には、まずパイロットはターゲット(またはゴール)と呼ばれる目的地を目指して操縦し、ターゲットに近づくとマーカー(注1)をターゲットめがけて投下します。このターゲットとマーカーの距離によって結果を得ることができるわけです。基本的にターゲットとマーカーの距離が近いほど得点が高くなります。

 レベルの高い大会になると、数センチメートルの差で順位が決まったりもします。大空を舞台に、地上では数cmレベルの熱い闘いが繰り広げられています!!

注1:約170cmの吹き流しと約70gのおもりがくっついたものです。高得点をとるためにはマーカー投げの技術も大切です。

写真の説明 1枚目:実際のターゲット。バツ印になっており、様々な色のターゲットがあります。

2枚目:実際のマーカー。こちらも色は様々です。

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